●たまには「P」から「A」や「S」● |
カメラを始めたばかりのときは、撮影モードはたぶんプログラムモード(P)を使うと思いますが、ある程度慣れてきたら、絞り優先モード(A)やシャッタースピード優先モード(S)に切り替えて撮影してみてください。
写真の表現力が増します。いつまでもプログラムモードでカメラ任せではだめですよ。 |
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★絞り優先モード(A)は、カメラの決めた露出はそのままで、絞りだけを変えます(連動してシャッタースピードも変化しますがあまり気にせず)。
絞りを開放(絞りの数値が小さいほう)に変えると、バックが美しくぼけ、メインの被写体が浮かび上がります。
絞りを変えることによって、ピントの合っている奥行きが変わります。このことを「被写界深度」と言います。 |
絞り f13 バックがはっきり写りすぎて、ごちゃごちゃしている |
絞り f2.8 バックがボケて、メインの花が浮かび上がる |
★シャッタースピード優先モード(S)は、カメラの決めた露出はそのままで、シャッタースピードだけを変えます(連動して絞りも変化しますがあまり気にせず)。
スピードが遅くなると、水の流れが白い糸のように撮れます。
写真のシャッタースピードは一例で、水量等によって違ってきます。色々シャッタースピードを変えて撮ってみてください。
また晴天時には、スピードを遅くすることによって、測光の量が大きくなり過ぎるケースも出てくるので、ISO感度を低く(数値を小さくする)したり、NDフィルターを使用しての減光が必要になります。
シャッタースピードが遅くなるので、三脚が必要です。 |
シャッタースピード 1/60秒 |
シャッタースピード 1/8秒 |
シャッタースピード 1/3秒 |
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